とんさか森の楽校とは?
2010年に長崎県南島原市にある塔ノ坂集落(愛称とんさか)に、みんなが自然の中で、自分の好きなこと、やりたいことを、思う存分、気がすむまで、やっていい、〝楽しい〟学校をつくりました。
楽校には「あそびの楽部」「まなびの楽部」「いやしの楽部」の三つの楽部(がくぶ)があります。
とんさか森の楽校とは?
2010年に長崎県南島原市にある塔ノ坂集落(愛称とんさか)に、みんなが自然の中で、自分の好きなこと、やりたいことを、思う存分、気がすむまで、やっていい、〝楽しい〟学校をつくりました。
楽校には「あそびの楽部」「まなびの楽部」「いやしの楽部」の三つの楽部(がくぶ)があります。
まなびの楽部
とんさか森の楽校の〝まなぶ〟は何より「たのしく」学ぶこと!田植えをしたり、野菜を作ったり、釣りをしたり。絵を描いたり、木工や陶芸をしたり。音楽やダンスをしたり、焚き火をしたり、キャンプをしたり、冒険に出たり..。「たのしい」体験を通して、これからの時代に必要なクリエイティビティーや生きる力を体得します。
あそびの楽部
とんさか森の楽校では、子どもは思いっきり羽を広げて、おとなは童心に帰り、思う存分、気がすむまで遊びます。普段できないこと、がまんしていること、こころの底からやりたいことを叶えてもいい場所です。
いやしの楽部
みんなに、時には「ホッ」と一息ついてほしい。自然に癒され、人に癒され、だれかに癒されているつもりが、だれかの癒しになっていたり。そうした自然と人、人と人との ”癒しの循環” がこの地にあります。
大正元年に創立され、平成25年に現役引退となった木造の校舎。今は、とんさか森の楽校の教室として、さまざまなイベントやワークショップ、交流の場として活用しているほか、集落のお母さんたちによって『南島原食堂』が運営されています。
“サーレンディピティー(Serendipity)”とは、偶然のラッキーな出会い、ご縁があること。ここは、世界中の芸術家や一般の人々がアートを共有し、共創していく「アートセンター」であり、さまざまな自然活動を体験できる「アウトドアセンター」でもあります。大自然の中で、みなさんの想像・創造力を発揮してください。
『とんさか森の楽校』の楽校長の高橋和毅(たかはしかずき)です!福岡県出身で、2010年に島原半島に移住をしてきました。
中学教師、保育園立ち上げなど、長年教育現場に携わってきましたが、「子どもたちが自然の中で思いっきり遊べるような環境を作りたい!」という長年の想いを実現するべく、ここ「塔ノ坂(とうのさか)集落」で、体験型の林間学校『とんさか森の楽校』の看板を上げました。
ぼくが高校時代に3年間留学していたニュージーランドの林間学校から、インスピレーションを得ています。
現在、とんさか森の楽校では、週末や祝日、長期休暇を利用して多種多様な授業やワークショップを開催しています。講師の先生は地元、全国、世界中から当校に来てくれます。
とんさか森の楽校では、だれでも先生、だれもが生徒。
だから校長もある時は校長であり、またある時は入学したての一年生です。
皆さんひとりひとりが、ここ『とんさか森の楽校』で、素敵な宝物を見つけられますように。
皆さまのご登校を心待ちにしております!
この度、島原半島の最奥にある体験型の林間学校『とんさか森の楽校』のホームページを制作させていただきました。高橋校長はじめ、地元の皆さまの協力があり完成した作品です。
初めてここ塔ノ坂集落を訪れたとき、梅の花のどこか懐かしい香りがしたのを覚えています。私の「長崎再発見の旅」で出会ったこの土地には、自然と密着した伝統的な里山文化が残っています。米作りに適した綺麗な水と空気。猪肉や山菜などの山の幸。里山で営まれる人々の暮らしの中で、「豊かさ」について問い直しました。私たちの世代だけでなく、未来の子供たちにとっての原風景も、そんな日本の「ふるさと」で在り続けて欲しいと、ぴかぴか輝く棚田を見て思うのです。
『とんさか森の楽校』は、そんな失われつつある「日本のふるさと」を、新しく、かつ、ユニークな形で次世代へ繋げていく場所であるように思います。子供達の声が響き、異なる言語が飛び交い、時には刺激的な音楽が流れたり。ここでは、『だれでも先生、だれもが生徒』。何かを伝えたい人は誰でも先生になれるし、学びたい人は誰でも生徒になれます。
少し足を伸ばさないと辿りつかないのですが、それでも何度でも訪れたくなるような場所です。高橋校長は結構変な人ですが、そこがまた魅力でもあります。
ホームページをみて楽しそうな場所だなと思ってくれる方がいると嬉しいです。
新たなご縁へとつながることを願っています。
生徒代表 塚崎遥奈
【ポートフォリオサイトはこちら】
Copyright © とんさか森の楽校 2021